「CUIでPCを操作する」Ubuntuターミナルの開き方【Linuxコマンド入門 #1】

ターミナルの開き方。UBUNTU-linuxコマンド入門の第一歩

CUIとは?なぜGUIと別にCUIを使うのか?

CUIとは、Charactor(文字) User Interfaceのことで、ウィンドウをマウス操作したりするGUIとは違い、コマンド(命令文)を打ち込むことでコンピュータを操作する入力画面のことを言います。

GUI が直感的でわかりやすい「見た目で操作する」世界だとすると、CUI は「言葉で指示を伝える」世界です。一見すると難しそうに感じますが、CUI には GUI にはない強みがあります。

CUI は細かい設定や一括処理が得意

  • 複数のファイルを一気に処理
  • 作業を自動化
  • 遠隔のサーバーを操作

効率よく正確に作業したい場面では CUI のほうが圧倒的に便利なことがあります。

本シリーズでは、Linux(Ubuntuなど) を使い始める第一歩として、まず「ターミナル(端末)の開き方」からスタートします。
CUI に慣れると、Linux がぐっと使いやすく、そして面白くなります。ここから一緒に学んでいきましょう。

UBUNTU-linuxコマンド入門シリーズのサムネイル。この記事シリーズでは、よく使うコマンドを優先的に紹介し、シリーズを通して最低限コマンドライン操作ができるようになることを目標に紹介しています。 18 記事
シリーズ

Linuxコマンド入門

LINUXコマンドの基礎について、ゼロから最低限ファイル操作などができるようになるまでの手順を紹介します。linux系な...

UBUNTUデスクトップなどでterminalを開く方法

1. アプリケーションメニューから検索する

ターミナルとは、UbuntuのCUI(コマンドユーザインタフェース)でありコマンドを受け付ける場所です。

UBUNTUでは、バージョンによってメニューの位置が異なりますが、検索欄に”ターミナル“、”端末”あるいは”terminal“と打ち込むことで見つかる黒いディスプレイに”>_”などが書かれたアイコンをクリックすることで起動できます。

UBUNTUでterminalを開く方法
UBUNTUでterminalを開く方法
CUIとGUI

私たちが普段マウスでクリックしている画面を GUI (グラフィカル・ユーザー・インターフェース) と呼びます。

  • GUI(いつもの画面): マウスで直感的に操作できる。
  • CUI(ターミナル): キーボードで命令して操作する。複雑な処理や自動化が得意。

2. ショートカットキーで起動する

ショートカットキーとして デスクトップ画面で “ctrl” + “alt” + “t” と入力することでも立ち上げることができます。

terminal起動画面

ubuntuのターミナル起動後の画面。入力を受け付けるカーソルが表示されている。

ここにコマンドを入力していくことで、いろんなファイル操作などができます。

基本操作

1.1 ペースト control + shift + V

通常のエディタの様にcontrol + vだけでは貼り付けられません。

1.2 強制停止 control + C

コマンドの出力が固まった時やミス対応などに使います。

1.3 前のコマンドを再利用 ↑ or ↓

一度実行した過去の入力(コマンド履歴)を上下キーで呼び出せます

1.4 出力クリア control + L

ターミナルを綺麗にします。

第1回のまとめと次回予告

今回は、Linux操作の第一歩として「ターミナルの起動方法」を学びました。

次回(#2)は、いよいよターミナルにコマンドを打ち込み、ファイルやフォルダを操作する基本のコマンドを紹介します。まずは、現在地の情報を見れるようになりましょう。

Linux-ls-コマンドの使い方紹介、初学者向けに、よく使うオプションを優先的に紹介しています。

【初心者向け】pwd・lsコマンド 「今どこ?」と「何がある?」- コピペで試せるオプション理解 -【Linuxコマンド入門 #2】

lsコマンドの使い方を、よく使うオプション順に紹介します。基本的な使い方をマスターしましょう。

【小話】世界を変えたGUIとApple LIsa と Macintosh

apple Lisa

 今でこそ当たり前のGUI(マウスで操作する画面)ですが、これが一般に普及する前、コンピュータ操作はCUI(黒い画面にコマンドを打ち込む)が主流でした。

当時のコンピュータは専門家や愛好家の道具であり、コマンドを知らなければ操作が非常に困難でした。

この「専門家の道具」だったコンピュータを、「誰もが使える道具」へと変える大きなキッカケとなったのが、1984年に発売されたAppleの「Macintosh(マッキントッシュ)」です。

Macintoshは、マウスでアイコンをクリックしたり、フォルダ(当時は”ゴミ箱”も!)の絵をドラッグ&ドロップしたりといった、直感的な操作を本格的に搭載したコンピュータでした。MacintoshがGUIを初めて搭載したPCかというと実際はそうではありません。(Personalを一般の誰でも持てるという意味と取るならMacintoshです。)

 GUIの概念自体はゼロックス社のパロアルト研究所で生まれ、Appleの先行機「Lisa」で初めて採用され、マウス操作もLisaには実装されていました。しかし、本体価格が、9,995ドル(現在の金額に換算すると270万円くらい)と高額だったため一般普及はほとんどしませんでした。

当時主流だったMS-DOS(CUI)に慣れていた人々にとって、Macintoshの登場は「おもちゃのようだ」と批判される一方、「これこそがコンピュータの未来だ」と絶賛される、まさに革命的な出来事だったのです。

(厳密にいえば、実用化された初めてのGUI(ここでいうGUIは地図情報など+航空機などのポインタが表示されたもの)はアメリカ空軍の防空管制システム(SAGE : Semi-Automatic Ground Environment)だったらしいです。)

このシリーズ(Linuxコマンド入門)について

このシリーズで身につくこと

LINUXのターミナルコマンドの体系的な知識(ある程度の操作)をこのシリーズを通して学べるようにしました。とりあえずこのシリーズに出てくるコマンドが扱えれば、最低限度のファイル操作やマシンの操作ができるようになります。

シリーズの特徴

本シリーズは、筆者の実務経験に基づき、利用頻度が本当に高い(と考える)順にコマンドを紹介していきます。

初回のこの記事から順番に読み進めていけば、最も効率よく実践的な操作が身につくはずです。

UBUNTU-linuxコマンド入門シリーズのサムネイル。この記事シリーズでは、よく使うコマンドを優先的に紹介し、シリーズを通して最低限コマンドライン操作ができるようになることを目標に紹介しています。 18 記事
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