ANGOUのすゝめ −現代暗号化理論入門−

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暗号とは?このシリーズの内容について

暗号とは、重要な情報を第三者にわからないように通信するための手段の一つである。

この暗号について扱う学問を暗号学という。今シリーズでは、現代暗号化理論入門と題して、暗号を扱うための前提知識から、公開鍵暗号の様々な手法やアルゴリズムを紹介し、それがなぜ今のところ安全であるのかについて理論的に紹介していきたいと思います。

内容としては、少し数学的な表記も使いますが、手順とイメージを提示しながら紹介していきますので、順に読んでいけば中・高校生の数学知識で容易に理解できる内容になると思います。(証明関係はちょっと難しいかも?)

定期投稿シリーズとなる予定なので、ちょっとずつ投稿を追っていただけると幸いです。AIの解答だと答えてくれないような専門的でニッチな暗号も紹介していこうと思うので、興味があればよろしくお願いします。

このシリーズ全編

ひとまとめにすると長くなったので、章分けしてあります。

ANGOUのすゝめ 一 ─換字と転置の暗号─

換え字式暗号と転置暗号の理論紹介記事シリーズサムネイル 5 記事
シリーズ

ANGOUのすゝめ 一 ─暗号の始まりと転置─

暗号の分類と転置暗号を理解する

ANGOUのすゝめ 二 ─RSAに至る道─

  • 公開鍵暗号とは?秘密を共有せずに守るという発想の革命
  • その1終了後投稿開始

ANGOUのすゝめ 三 ─素因数分解と離散対数の迷宮─

  • “安全”とは何か?数学が導く暗号の強度
  • その2終了後投稿開始

ANGOUのすゝめ 四 ─ディジタル署名と量子の扉─

  • 現代暗号から次世代暗号へ
  • その3終了後投稿開始

参考文献

この記事を書くにあたり、以下の書籍やページを参考にしました。

  1. 池野信一 ,小山健二 .『現代暗号化理論』 .電子通信学会 ,(初版) 昭和61年.
  2. IBMホームページ , “暗号化とは” .https://www.ibm.com/jp-ja/think/topics/cryptography

謝辞

本記事の作成にあたり、取材や資料提供にご協力くださった関係者の皆様に深く感謝いたします。