2026年版:UbuntuへのDocker & Docker Compose 推奨インストール手順

2026年現在、Docker Composeの導入はOS標準の apt-get install docker-compose ではなく、Docker公式のリポジトリを追加して最新のプラグイン版(V2以降)を導入することが強く推奨されています。

本記事では、Ubuntu(Linux)のバニラ環境にDocker EngineおよびDocker Composeをインストールする最短の手順をまとめました。

1. 旧バージョンのアンインストール

競合によるトラブルを避けるため、古いバージョンのDocker関連パッケージがインストールされている場合は、あらかじめ削除しておいてください。

for pkg in docker.io docker-doc docker-compose docker-compose-v2 podman-docker containerd runc; do sudo apt-get remove $pkg; done

2. 公式リポジトリのセットアップ

最新版を常に取得できるよう、Docker公式のGPGキーとリポジトリをシステムに登録します。

docker公式のubuntuでのdocker compose install page

docker公式ubuntuインストール手順ページ

まず、パッケージインデックスを更新し、必要なツールをインストールしてください。

sudo apt-get update
sudo apt-get install ca-certificates curl gnupg

# Docker公式のGPGキーを追加
sudo install -m 0755 -d /etc/apt/keyrings
curl -fsSL https://download.docker.com/linux/ubuntu/gpg | sudo gpg --dearmor -o /etc/apt/keyrings/docker.gpg
sudo chmod a+r /etc/apt/keyrings/docker.gpg

# リポジトリをAPTソースリストに追加
echo \
  "deb [arch=$(dpkg --print-architecture) signed-by=/etc/apt/keyrings/docker.gpg] https://download.docker.com/linux/ubuntu \
  $(. /etc/os-release && echo "$VERSION_CODENAME") stable" | \
  sudo tee /etc/apt/sources.list.d/docker.list > /dev/null

sudo apt-get update

3. Docker Engine と Docker Compose のインストール

リポジトリの準備ができたら、本体とComposeプラグインをインストールします。2026年現在、独立したコマンドではなく docker compose(スペース区切り)として機能するプラグイン形式が標準となっています。

sudo apt install docker-ce docker-ce-cli containerd.io docker-buildx-plugin docker-compose-plugin

実行したら以下のようにインストールするかどうか聞かれるので ”y”を押して、インストールしてください。

dockerのパッケージをaptでインストールしているターミナル画像

画像 : apt-getでインストールしている様子

4. 一般ユーザーでの実行設定(Post-installation)

デフォルトでは sudo を付けないと実行できないため、現在のユーザーを docker グループに追加しておきましょう。

sudo usermod -aG docker $USER

※設定を反映させるために、一度ログアウトして再ログインするか、newgrp docker コマンドを実行してください。

5. 動作確認

最後に、インストールされたバージョンを確認して完了です。

docker compose version
正常にインストールできていればバージョンが表示される

dockerのインストールに成功した場合の出力

正常にバージョンが表示されれば、Docker Composeを利用するための環境構築はすべて完了です。

終わりに

今回はDocker公式の手順に従い、2026年現在最も推奨されるDocker Composeのインストール手順を紹介しました。

以前の環境では docker-compose(ハイフンで繋げた形式)で運用してきましたが、現在のV2以降は docker compose(スペース区切り)というプラグイン形式が標準となっています。過去のコマンドに慣れている方は、エイリアスを設定して移行をスムーズにするのも一つの手です。

Docker Composeを用いれば、複雑なソフトウェアもコンテナ単位でカプセル化して管理できるため、ホストOSを汚さず、誰でも同じ環境を瞬時に再現できるようになります。開発や実験の効率が劇的に上がるはずですので、ぜひ活用してみてください。

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